少女小説の草分け的存在で「なんて素敵にジャパネスク」などで知られる作家の氷室冴子(ひむろ・さえこ<本名・碓井小恵子=うすい・さえこ>)さんが6日、肺がんのため死去した。葬儀は10日午前9時半、東京都新宿区早稲田77の龍善寺。喪主は姉の木根利恵子(きね・りえこ)さん。

 北海道出身。77年に大学在学中に「さようならアルルカン」が第10回小説ジュニア青春小説新人賞の佳作を受賞。その後は少女小説レーベル「コバルト文庫」を中心に活躍。平安時代を舞台に男女の恋愛を描いた「なんて素敵にジャパネスク」(同)がヒットし、テレビドラマ化もされた。また、「海がきこえる」(徳間書店)がスタジオジブリでアニメ化もされた。

2008年6月6日

 

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